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プロロジス 宮城・富谷町での物流施設開発に着手
2014.01.20 16:14
プロロジス(東京都千代田区)は15日、コープ東北サンネット事業連合(仙台市泉区)専用の物流施設「プロロジスパーク富谷3」の開発に着手すると発表した。同施設はコープ東北サンネット事業連合が宮城県内に所有するドライセンターの集約統合を可能にし、効率化を実現できる施設となる。
同施設は仙台市に隣接する宮城県黒川郡富谷町、東北自動車道「泉インターチェンジ」から1km地点、「富谷ジャンクション」から3km地点に位置し、青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島の東北6県をカバーできる物流拠点となっている。建物規模は地上3階建てで、敷地面積は2万8706・1㎡、計画延床面積は4万843・38㎡となっている。施設は同社が平成23年に開発したみやぎ生活協同組合の専用物流施設である「プロロジスパーク富谷2」の隣地に、コープ東北サンネット事業連合の専用施設として開発。開発予定地は仙台市営地下鉄南北線の「泉中央」駅から2kmと、通勤の利便性も高い立地であり、宮城県内陸部の地盤が強固な地域に建設される。建物1階及び2階にはトラックバースを設けると同時に、スロープが設置され、最大40フィートコンテナトレーラーが直接乗り入れることが可能。あわせて各階に垂直搬送設備を設け、効率的な物流オペレーションが可能な仕様を予定している。また、事業継続性を重視し自家発電装置を導入。その他、全館LED照明を導入し、将来的には太陽光発電システムを物流施設の屋根面に設置するなど、環境に配慮した施設となる計画である。なお、施設の竣工は平成27年5月を予定している。