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大東建託 シンガポールのグループ会社が米国不動産ファンドに出資
2014.01.20 14:53
大東建託(東京都港区)は14日、グループ会社である「Daito Asia Investment PTE LTD(シンガポールの子会社)」が、昨年11月27日に米国賃貸集合住宅保有・開発及び管理会社グレイスター社(米国)が運用する不動産ファンド「Greystar Equity Partners VIII,L.P.」に対し、720万米ドルの第1回出資を行ったことを発表した。
米国全土・メキシコ・英国で賃貸集合住宅の保有・開発及び管理を行い、5万戸以上の物件を保有し、約21万戸の物件を管理する全米トップの賃貸集合住宅管理会社であるグレイスター社と、管理戸数約78万戸と日本最大の賃貸集合住宅管理会社である大東建託グループが、同ファンドへの出資を通じて、お互いのシナジー活用に向けた協力関係を構築することにより、グレイスター社の行うバリューアッド型の賃貸集合住宅の保有・開発及び管理事業ノウハウを享受することができ、海外事業展開の拡大につなげることが、同案件出資の目的としている。
同案件出資は、昨年11月15日に締結した1000万米ドルの出資をコミットするリミテッドパートナー出資に基づくものであり、今後、ファンド運用期間8年にわたり、1000万米ドルを限度に追加の出資を行う予定としている。