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まちづクリエイティブ 松戸エリアの街おこし「MAD City」計画
2014.01.27 13:15
中核拠点となるシェアオフィスが開業
千葉県松戸エリアでは近年、若手クリエイターやアーティストを積極的に誘致し、地域活性化に取り組む「MAD Cityプロジェクト」が推進されているが、その拠点となるシェアオフィス「FANCLUB」が今月15日、「松戸」駅から徒歩3分に位置する「ルシーナビル」7階に開業。松戸エリア初のシェアオフィスとなる。
海外では大都市の高額な家賃や過密環境を嫌い、活動の拠点を郊外へ移すケースが見られ、東京のベッドタウン的位置づけだった「松戸」駅周辺も同様の「創造の場」として注目されている。こうした若手クリエイターやアーティストたちの交流の場として期待されているのがシェアオフィス「FANCLUB」である。
同施設を開設したのは「MAD Cityプロジェクト」を推進する地元まちづくり会社のまちづクリエイティブ(千葉県松戸市)だ。同社は「MAD City不動産」という不動産サービスを運営する傍ら「松戸」駅前に位置する19の自治会と松戸市が参画する「松戸まちづくり会議」の運営事務局も担っており、ビル壁面を巨大壁画で彩る「大多福壁画」など、様々な企画に参画してきた。同社の星麻里子氏によると「シェアオフィスを開設したのは同社の入居者であるクリエイター支援の一環」だという。
「昨年までは当施設は弊社が週末にイベントスペースとして運営し、平日はカフェとして貸し出すという形で運営しておりました。今後は平日11時~19時に加え土曜11時~17時までをコワーキングスペースとして自社で活用していきます」(星 麻里子氏)
同社では映画上映会をはじめ、音楽イベントなど、イベント企画の実績があり、今後もシェアオフィス利用者の交流や協業、成長に繋がるようなイベントを継続して実施していくという。