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コンシスト ライフサイクルコストの把握を可能とする不動産管理システム
2014.02.10 11:35
総合ITソリューション事業を展開するコンシスト(東京都千代田区)。同社が開発・販売を行う不動産管理システム「スケルトンパッケージ」は、従来のシステムではカスタマイズでしか対応できなった機能の調整やデータ項目の増減をセミオーダーで無償対応できる点が特徴である。複雑化する不動産管理業務の効率化実現には欠かせないのが不動産管理システムであるだけに、ビルオーナーの要望に柔軟に応えるとともに導入費用を抑えることができる「スケルトンパッケージ」は、新規システムの導入を検討するオーナーあるいは既存システムの更新を検討するオーナーにとってメリットが多いシステムといえる。
また、「スケルトンパッケージ」は、不動産管理業務のみならず、建物ライフサイクルコストを総合的に把握することが可能となり、予期せぬコストの発生を未然に防ぐことができる。
「ビルの竣工から15年経過してから設備・躯体ともに改修工事の必要性が高まりますので、工事費用が急激にかさむこともあるでしょう。こうした事態を避けるためにも、所有ビルのライフサイクルコストをしっかりと把握し、長期修繕計画を策定することで、工事費用の平準化が可能となります」(ソリューション事業本部 第3グループ長 矢田 昌宏氏)
「スケルトンパッケージ」では、建物の躯体と各設備の補修サイクル、改修サイクルを設定することでシステムが補修および改修にかかる費用を自動計算する機能も搭載している。これにより、手間がかかるコスト計算を必要とせず、より正確な長期修繕計画および中長期経営計画を策定することが可能となる。
「設備管理については、警告メッセージ通知機能もありますので、点検改修作業漏れの防止などにも有効です。また、クラウドを活用することもできますので、複数拠点の一元管理も可能。設備の管理状況に関して迅速な回覧・確認・承認を実現します」(矢田氏)