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エスケー化研 優れた耐久性を備えた床材
2014.03.10 13:49
建築塗材の総合メーカーであるエスケー化研(大阪府茨木市)が「アーキフロアーEHマイルド」を新たに開発した。
現在における塗床材市場は、強溶剤のエポキシ樹脂タイプが主流となっているが、環境への配慮が年々高まるにつれ、溶剤製品のもつ性能を保ちつつ、環境へ配慮できる製品開発が求められてきた。今回、開発された製品は弱溶剤タイプとなっており、においも少なく塗装環境の向上に貢献。強溶剤タイプで課題であった、改装時における旧塗膜を侵す心配も少なく、幅広い用途で使用可能となっている。また、エポキシ樹脂を採用しているため、耐薬品性、耐摩擦性に優れ、塗膜硬度も高く優れた耐久性を持っている。弱溶剤タイプでありながら溶剤タイプに匹敵する性能を有する同製品は、特に高い性能が求められる工場や実験室等の床にも最適である。また寒冷地においては、低温化での速硬性が高いために工期の短縮も見込める。
環境への配慮が求められるなか、溶剤に匹敵する高い性能をもちながら、環境にも配慮しているため、将来的に需要を見込める製品として期待されている。