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プレイウィズ 未使用会議室の活用法

2014.04.07 17:00

 プレイウィズ(東京都品川区)は、未使用会議室を売上に変える「ENATA」を実施。
 同サービスは、土日祝日の未稼働も含め、会議室の稼働率が50%未満であることに着目し、その有効利用を目的に開始したサービスである。週休2日制で営業日数を21日と仮定すると、事務所稼働率は67・7%であり、実質23・3%分は未使用でも賃料が発生していることになる。さらに会議室も営業日でも稼働率が70%未満(2部屋計)となっている。その未使用時間を売上に変えるため、英会話教室「ENATA」を実行することに至った。英会話から開始した理由は、日本がグローバル化を目指しているところにある。
 企業側は未使用時間の事務所を授業料からのインセンティブのみで提供し、多少の家賃充当を行える。カリキュラム提供側は、教室開校における費用が不要というメリットを得られる。受講者はそれに伴い、授業料の軽減を受けることができ、三者三様の利益を得られることが、最大の特徴。また、地域交流、企業間交流の機会を増やすことや、学習関連で起業を目指す方の積極サポート企業の福利厚生のサポートが見込むことができるサービスとなっている。




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