週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
エービーシー商会 次世代の素材を使用
2014.04.21 13:57
エービーシー商会(東京都千代田区)は、幼児用・小学生用手洗いカウンターに「美しさ」を追求した、人工大理石製の幼児用手洗いカウンター「フラップ キャンチ(Flapp CANTI)」と小学生用手洗いカウンター「フラップES キャンチ(Flapp-ES CANTI)」を新たにラインアップし、全国販売を開始した。
保育園・幼稚園や小学校などの教育関連施設での手洗いカウンターの素材は、古くは「人研ぎ」(人造大理石研ぎ出し)が普及していたが、その後「ステンレス」が登場することで現在まで長い間、ステンレス製の手洗いカウンターが利用され現在でも設計され続けている。しかし、ステンレス製は耐久性の面ではすぐれているものの衝撃による凹みや水垢による汚れが目立ち、さらには決して安価ではないという短所を併せ持っている。そのような教育関連施設の手洗いカウンターの次世代の新たな素材として、意匠性・メンテナンス性にすぐれる人工大理石を提案。また、水栓金具に手が届きやすい奥行きを考慮し、利用人数に合わせたカウンターサイズを用意。子供の成長に合わせたカウンター高さに設定している。
同製品には、人工大理石デュポンTMコーリアンを使用しているため汚れが染みにくく、天板とシンクは継ぎ目なく一体化されているため衛生的。また、カウンターと架台パネルのコーナーは大きなR形状となっており安全面を考慮している。また、ステンレスと異なり、カウンター(70色)とシンク(フラップ・24色 フラップES・1色)、架台パネル(12色)の様々な色の組み合わせにより、創造性あふれる表現が可能。メンテナンス面では、サイドのキャンチパネルは開閉可能となっており、給排水設備のメンテナンスも容易に行える。また、キャンチパネルには、こどもの力では開きにくい強力マグネットを採用している。