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パソナグループ 都心のオフィスビルで約100種類のバラを楽しめるイベント開催

2014.05.12 17:13

 温暖化・省エネ対策の一環でオフィスビルに緑化を施すケースが増えているが、ビル緑化の国内最高レベルを体感できるイベントが開催中だ。
 人材サービスの国内大手、パソナグループ(東京都千代田区)は自然との共生をテーマにしたオフィス「アーバンファーム」にて今月9日~24日まで体験型イベント「ローズフェスタ2014」を開催している。
 本社機能を構える同社のオフィスビルは大手町の一角、呉服橋交差点沿いに位置する。平成22年に同ビルへ入居移転した際自然との共生をコンセプトに、植物工場等の技術を用いて人工環境下のオフィス内で数多くの野菜・果物の栽培を実現する「アーバンファーム」を開設。実際に稼動する植物工場を見学できる施設として、連日多くの見学者を集め、外壁・館内で数多くの野菜・草花を生育している。まさに、都会のど真ん中で自然に触れ合える希少性の高い場所なのだ。
 「アーバンファーム」を運営するパソナ農援隊(東京都千代田区)の米山幸江氏が「『東京』駅直近のオフィスビルの壁面にこれだけ多くのバラの花を見られるのは恐らくここだけ」と話す通り、同イベントの最大の見どころはビルの外壁に咲き誇る約100種類のバラ。さらに普段は立ち入りできない館内を対象にした見学ツアーを実施。予約が必要だが、屋上庭園で咲き誇るバラをはじめ、壁面緑化を手入れするためのバルコニー部分を見学する事が可能だ。
 「平日に毎日開催しているアーバンファームローズツアーの他、夕方から開催するAfter6ローズツアー(12日、19日)を実施しています。ツアー後にローズアレンジメントレッスンを体験するコースも用意しています」(米山氏)
 また、会期中にはバラの花と香りを楽しめる数々の体験型イベントを実施している。「女子力アップ」をテーマに、バラにちなんだ「アロマヨガ」や「アロマテラピー」等の講座を開催するほか、音楽コンサートや母の日のプレゼントに使えるバラのフラワーアレンジメント体験も実施。17日には働く女性を対象に「健康・美フェスタ2014」(要予約)を開催。健康と美をテーマにした様々な講座を用意し、好みに合わせて参加することができる。




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