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シャープ 新しいエネルギーソリューション

2014.05.12 16:59

 シャープ(大阪市阿倍野区)は、同社製のクラウドHEMSと組み合わせることで、使用環境の変化に応じた効率的なエネルギーマネジメントが実現できるクラウド蓄電池システム「JH―WB1401/JH―WB1402」を発売開始する。
 同システムは、クラウドHEMSと組み合わせて、天気予報から翌日の太陽光発電の発電状況を予測、使用者の日常の電力消費状況を分析することで、充放電を自動的に制御して電気料金を削減するなど、新しいエネルギーソリューションである。
 翌日の天気予報から太陽光発電の発電量を予測し、電気代が割高な時間帯での電力購入を最小限に抑える。また、翌日に計画停電が発生する可能性を示す「電力需給逼迫警報」を検知すると、翌朝から放電を止め、停電後は自動的に家庭内へ電力を供給する。
 本体は、寒冷地などでも使用できる屋内設置用と、屋外設置用の2タイプをラインアップ。従来機に比べ屋内設置用は約4割、屋外設置用は約3割の小型化実現。さらに従来、太陽光発電システムと蓄電池システムに各々必要だったパワーコンディショナを一体化することで、効率的な充電ができる。
 なお、同システムは、クラウドサーバー内のソフトウェアを更新することで、電気料金プランの多様化や季節・時間帯によって変化する使用者の電力使用状況に合わせて、さらにきめ細かなエネルギーマネジメントを実現することができる。




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