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二子玉川東第二地区市街地再開発組合 再開発事業における商業施設名称を決定

2014.05.19 16:18

 二子玉川東第二地区市街地再開発組合(東京都世田谷区)とその組合員・参加組合員である東京急行電鉄(東京都渋谷区)、東急不動産(東京都渋谷区)は、「二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業[第2期事業(Ⅱ―a街区)]」における商業施設名称を「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」に決定。なお、開業は平成27年春を予定している。
 第2期事業は、「二子玉川」駅から世田谷区が整備している二子玉川公園までつながる歩行者専用通路(リボンストリート)沿いに、商業店舗、シネマコンプレックス、フィットネスクラブで構成される商業施設が計画され、隣接する高層建物にオフィス、その上層階にはホテルが配された複合施設の再開発事業だ。なお、商業施設内には核テナントとして、カルチュア・コンビニエンス・クラブの入店が決定。シネマコンプレックス、フィットネスクラブ、ホテルにも核テナントとして東急グループの入店が決定している。
 第2期事業と二子玉川公園の完成により、既に開業している二子玉川ライズ・第1期事業から多摩川河川敷までの回遊性が確保され、二子玉川ライズ全体の開発コンセプトである「都市から自然へ」の流れが実現。また第2期事業は、商業店舗、シネマコンプレックス、フィットネスクラブ、スタジオホールなどの目的性の高い施設や中央広場、噴水広場、ルーフガーデンなど多彩な広場空間を設けることで、さらに回遊性の高い、集客施設を目指す。
 また、同事業では、周辺の豊かな自然環境と調和した街づくりを目指しており、日本生態系協会による評価認証制度「JHEP認証」において最高ランク(AAA)を取得している。




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