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阪急リート 関西圏で4物件同時取得

2014.05.19 15:59

 関西圏を重点エリアとして不動産投資を行う阪急リート(大阪市北区)は12日、新たに4物件の取得が決定したと発表した。  今回取得するのは全て商業施設で、京都市上京区の「デイリーカナートイズミヤ堀川丸太町店(敷地)」(取得予定価格31億円)、同下京区の「コトクロス阪急河原町」(同27億7000万円)、右京区の「(仮称)万代五条西小路店(敷地)」(41億8200万円)、神戸市中央区の「ライフ下山手店(敷地)」(同14億2100万円)の4物件。いずれも同投資法人のスポンサーである阪急電鉄(大阪市北区)から買い入れ、管理は阪急阪神ビルマネジメント(大阪市北区)が請け負う予定。
 同投資法人では取得の理由について「成長の継続を図るとともに都市型商業施設および地域密着型商業施設をバランスよく組み入れ、ポートフォリオの安定性を強化するため」としている。また4物件の平均NOI利回りは5・4%で、同投資法人の第17期末における平均NOI利回りである4・8%を上回る。同投資法人では資産規模の拡大のみならず、収益性向上に寄与できる点も取得理由に挙げている。




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