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広島テレビ/エネルギア・コミュニケーションズ/ほか 「広島の玄関口」3社共同落札
2014.05.26 11:53
広島テレビ(広島市中区)とエネルギア・コミュニケーションズ(広島市中区)、大和ハウス工業(大阪市北区)の3社は、今月20日に財務省中国財務局が実施した二葉の里地区国有地の一般競争入札に共同で参加し同地を落札した。落札額は62億3千万円となった。
二葉の里地区は現在5つの街区に分けて開発が進んでおり、落札したのは5街区の西側部分の約1万4800㎡の土地となっている。今後、3社で土地を分割して所有し、連携・協力しながら開発を進めていくとのこと。
広島テレビは落札地区の南東の約5100㎡を所有し、平成31年の完成を目指して新社屋を建設する予定となっている。エネルギア・コミュニケーションズは北東部分の約3400㎡を所有し平成28年の竣工予定で事業用ビルを建設する予定だ。大和ハウス工業は南西部分の約6300㎡に平成31年の竣工予定で複合ビルを建設する予定となっている。
地区の中央には、公開空地として長さ約100mの「二葉の里通り(仮称)」を設け、賑わいと憩いの空間を創り出す。
3社は「広島の玄関口にふさわしい街づくり」を提案し同地への入札を行なった。開発スケジュールには時間差があるが、3社は引き続き連携・協力しながら二葉の里の街づくりに邁進していくとしている。