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サンケイビル/オリックス不動産 デベロッパー2社 初の共同開発事業に着手

2014.06.09 17:49

 サンケイビル(東京都千代田区)とオリックス不動産(東京都港区)は4日、共同で東京都港区赤坂2丁目におけるオフィスビル開発事業「(仮称)山王プロジェクト」に着手したと発表した。
 同プロジェクトは、サンケイビル所有の「日交山王ビル」、オリックス不動産が所有する「東邦ビルディング」の2棟を解体し、一体開発する。サンケイビルとオリックス不動産による初の不動産共同開発事業となり、「ミッドサイズオフィスビル」開発の新規展開を推進するサンケイビルと、自社所有地での再開発を検討していたオリックス不動産との双方の投資目的が一致、事業化に至った。 
 開発地は東京メトロ千代田線「赤坂」駅から徒歩2分、4路線3駅が利用可能な交通利便性と、外堀通りに面した視認性がよい。アジアヘッドクオーター特区内でもあるため、海外企業の拠点にも適している。建築計画は、耐震性能、BCP、環境配慮をテーマとしてオフィスワーカーの安全・安心を確保し、快適性の高いオフィスビルを目指すという。




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