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森ビル 「虎ノ門ヒルズ」いよいよオープン

2014.06.16 16:52

 森ビル(東京都港区)が特定建築者として建設を進めてきた「虎ノ門ヒルズ」(環状第二号線新橋・虎ノ門地区第二種市街地再開発事業 3.街区再開発)が、今月4日に竣工。同日竣工式が執り行われた。また、11日にはグランドオープンを記念してのセレモニーも実施された。
 「虎ノ門ヒルズ」は道路上空に建築物を建てる手法「立体道路制度」を活用し、東京都施行の市街地再開発事業の中で環状第二号線の整備と一体的に建築された超高層複合ビルである。地上52階建て、高さ247mを誇る同物件は、日本初進出となるホテル「アンダーズ東京」、ワンフロア約1000坪の広大なフロアプレートを有するハイスペックなオフィス、眺望性に優れホテルサービスも利用できる住宅、国際水準のカンファレンス施設、多様な都市活動を最大限サポートする商業施設、約6000㎡のオープンスペース等で構成され、東京を代表する新たなランドマークとなり、東京の新たな魅力を国内外に発信する拠点として機能する。
 11日に開催されたオープンセレモニーでは、森ビル代表取締役社長の辻慎吾氏のほか、「アンダーズ東京」のアルノード・サン=テグジュペリ総支配人、商業店舗及びホテルスタッフ、「虎ノ門ヒルズ」のイメージキャラクター「トラのもん」が出席。「Hello,Mirai Tokyo!」の掛け声とともにテープカットが行われた。施設開業前には約1000人の行列ができ、商業エリアはグランドオープンとともに多くの来場客で賑わった。




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