週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

郵船不動産 日本三大祭りの一つ「山王祭」にテナントと参加

2014.07.07 12:05

 郵船不動産(東京都中央区)は6月13日に行われた「江戸三大祭り」と「日本三大祭り」に名を連ねる山王祭(宵宮)に東京地区で賃貸するオフィスビルのテナント社員と参加した。これは郵船不動産が発信している「Face to Face & Heart to Heart」(オーナーとテナント、テナント同士のコミュニケーション強化)のためのイベントの一環である。
 当日は梅雨空のもと、この日のために制作した郵船不動産袢纏を身にまとい、同社社員、賃貸物件のテナントおよび協力会社から約90名が参加。どんより重い天気を払拭するような熱気に包まれ、茅場町一丁目界隈を夕刻から2時間かけて約250名が巡行した。
 茅場町一丁目の御神輿は台輪が2尺8寸、約1トン。古典的な黒屋根で安定感があり、神輿好きからも評価が高く、1基担ぐのに50人以上必要と言われている。
 郵船不動産の事務所前では同社の担ぎ手達が一斉に御神輿を高く上げる「差す」(※御神輿(神様)を差し上げること)を意味する縁起の良い担ぎをし、最高の盛り上がりを見せた。また御神輿の担ぎ手達の「ソイヤァ、ソイヤァ」の熱い掛け声に驚くほどの高揚感、そして一体感も芽ばえ、担ぎ手同士、そして地域の住民とのコミュニケーションを強くした。
 郵船不動産の参加者は「今回のような地域の方々と共に行うイベントは、ビル内のコミュニケーション強化に留まらず、『向こう三軒両隣り』のようなソフト力によるBCP対策『協助』関係を築くことにも大変有効であり、そして重要性を感じました」と話した。




週刊不動産経営編集部  YouTube