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明新建物 「住めばやせる」生活改善型シェアハウスオープン
2014.07.28 16:37
明新建物(東京都新宿区)は、入居者が「健康的に痩せる」ことを目的としたシェアハウス「Body Make House(ボディメイクハウス)」を埼玉県鴻巣市にオープンさせた。入居者募集は8月1日から開始する予定。
「ボディメイクハウス」は「楽しんで・おいしく・食べて・健康的にやせる」がコンセプト。住んで暮らすだけで健康的にやせる考え方が身に付き、食生活から日々の健康や生活習慣が改善できるマンションをテーマに開発され、入居者には管理栄養士で健康運動指導士の佐々木由樹氏がメニューを考案した朝食と夕食が提供される。
建物は平成5年竣工のRC造3階建てで、総戸数は27戸。個室は約17㎡~19㎡のワンルームタイプで、シェアハウスにはめずらしくキッチン・バス・トイレが各戸に付属している。賃料は3万5000円~4万円で、食費が別途4万円。
食事は60畳のダイニングで行い、管理栄養士による個別カウンセリングも実施予定。ダイニング横にはアスレチックルームを設け、入居者はランニングマシンなどをいつでも使用できる。またヨガインストラクターやスポーツトレーナー、食の専門家などによるイベントを毎月開催し、身体や生活習慣、食に関する専門知識について学ぶことができる。
同社では食と運動施設を取り込むことで不動産に新たな価値を付加し、不動産投資市場にも提案していきたいとしている。条件が合えば物件を売却し、同社が運営のみを行うことも視野に入れている。