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国土交通省　「長期優良住宅化リフォーム推進事業」採択事業決定

2014.07.28 16:35

　国土交通省は検査やリフォーム、メンテナンスなど住宅ストックの長寿命化を図る優良な取り組みに対して国が費用の一部を補助する「長期優良住宅化リフォーム推進事業」を実施しているが、今般「長期優良住宅化リフォーム（提案型）」の今年度の採択結果が発表された。
　同事業は既存住宅ストックの質の向上と流通促進に向けた市場環境の醸造などを目的として平成２５年度から実施している。昨年度までの評価基準に基づく審査に加え、今年度は事業者が独自のスキームを提案できる「提案型」の事業も開始された。
　初回となった今回は４月２５日～５月３０日までに８１の事業者から１３１件の応募があり、北海道Ｒ住宅事業者ネットワークの「北海道Ｒ住宅システム・長期優良住宅化リフォーム・プロジェクト」、住友林業ホームテックの「平成２６年度リフォレスト長期優良住宅化リフォーム推進事業２」ミサワホーム甲信の「ミサワホーム甲信のそなえるリフォーム」など６件が採択された。
　審査にあたった委員からは提案内容の浅さや具体性を欠くといった指摘もあり、今回採択された提案は先導性より実現可能性が評価された面もあったようだ。