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昭和フロント 有効開口を広く確保できる二重引き自動ドア 

2014.08.11 13:24

 三和ホールディングス(東京都新宿区)の連結子会社である昭和フロント(東京都千代田区)は4日、「ダブルスライド自動ドア(直付タイプ)」の全国販売を開始した。
 同製品は店舗やビルなどの出入口向けに有効開口を広く確保できる二重引き自動ドア。一般的な自動ドアと比べ、約1・3倍の有効開口を確保することが可能になる。そのため、バリアフリー化や荷物の頻繁な搬入出、開きドアから自動ドアへのリニューアルの際などに有効だ。
 同社では従前、二重引き自動ドアの要望に対してオーダー対応していたというが、近年の少子高齢化に伴う安全性と利便性への配慮から有効開口の広い自動ドアのニーズが高まっている点、建築市場のストック型移行によるリニューアル需要が増えている点を考慮し、アルミ押出形材製専用枠を開発。これにより、オーダー対応時と比べ大幅な納期短縮とアルミによるフロント部分との意匠性を統一することが可能になった。




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