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新日鉄興和不動産　東京都の耐震化アドバイザリーに選任

2014.08.11 13:08

　新日鉄興和不動産（東京都港区）は７月２５日付けで、東京都防災・建築まちづくりセンターと緊急輸送道路沿道建築物の耐震化支援業務に関する協定」を締結し、東京都の「耐震化アドバイザー」として選任されたことを発表した。
　「耐震化アドバイザー制度」は、特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震化を促進するために平成２３年９月にスタートした制度で、耐震診断義務化の対象となる建築物の所有者や分譲マンションの管理組合からの耐震に関する相談希望に対応し、東京都が耐震診断技術者等の無料派遣を実施するものである。平成２５年４月には内容が拡充され、耐震診断後の補強設計や耐震改修、建替えに関するアドバイザーについても無料派遣が実施されている。
　今回の選任にあたっては、同社のこれまでの「マンション再生」への取り組みの中で、竣工ベースで１５件となるマンション建替え事業の実績やマンション再生に取り組む管理組合を対象とした「マンション再生セミナー」を定期的に実施し、耐震診断や耐震化に関する相談への適切な対応等の取組みが総合的に評価された。