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ケネディクス　商業施設リートの上場に向け始動

2014.08.18 12:34

　ケネディクス（東京都中央区）は７日、商業施設を主たる投資対象とした投資法人（商業施設リート）を設立し、不動産投資市場及び資本市場の動向を見極めつつ、当該商業施設リートの上場に向けた準備を進めていくことを決定した。
　同社グループは、受託資産残高の安定的な成長を重要な戦略的目標に掲げているが、今回の商業施設リート組成へ向けた取り組みは、同社グループにとって新たな顧客投資家層の開拓につながるものであり、今後の継続的な受託資産残高の成長と新たなフィー収入の獲得に資するものと同社では期待を寄せている。また、上場Ｊリートのうち、商業施設を主たる投資対象とする銘柄は３銘柄（平成２６年７月末現在）にとどまっており、今回の取り組みは同社グループにとって商機があるものと考えているという。
　商業施設リートの資産運用はケネディクス不動産投資顧問（東京都中央区）が行う。同社グループでは市場環境の変化に柔軟かつ迅速に対応しながら、今後も収益機会の獲得を着実に進めるとともに、今回の商業施設リート組成へ向けた取り組みを通じ、Ｊリート及び日本の不動産投資市場の発展に貢献していく考えだ。