週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

パナソニック 新開発の抗菌塗装を採用

2014.08.18 12:18

 パナソニック(大阪府門真市)は、清潔性向上を目的に新たに開発した小型ナノイーユニットを搭載し、便ふたや便器内部の空間へナノイーを放出することで便座や便器内表面の菌を抑制し、トイレの壁の付着臭軽減も可能とした温水洗浄便座「ビューティ・トワレ」上位機種「WHシリーズ」を9月21日より発売する。 
 生活空間の快適性向上が進む中、トイレの快適性についても幅広い世代が関心を持ち、温水洗浄便座の市場は約400万台/年と拡大が続いている。その普及率は70%を越え、近年では買替え需要が新規需要を上回っている。購入時のポイントは「省エネ性」に加えて「清潔性」が重要視されており、次いで「使いやすさ」、「デザイン」が挙げられる。
 同製品は、本体操作部の下部に内蔵した新開発の小型ナノイーユニットから、使用しない間に便器内へナノイーを放出する(手動運転時)。これにより便座・便器内表面の付着菌を120分で99%除菌することが可能に。さらに同社独自の熱伝導性に優れるアルミ素材の便座に、新たに安全で抗菌効果の高い銀イオンを練り込んだ新開発の抗菌塗装を採用。便座表面に施された新塗装により菌を減少させる。




週刊不動産経営編集部  YouTube