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新日本空調/東芝 快適性と知的生産性を維持しながら空調制御
2014.08.18 12:17
新日本空調(東京都中央区)は、東芝(東京都港区)と共同で、快適性と知的生産性を維持しながら省エネを実現する空調制御手法「アクティブスウィング」(商標登録済)を開発した。
同制御手法は、冷房時において室内の絶対湿度を一定にした状態で、室内温度を上下にスウィングさせ、その平均温度を通常の温度一定制御より高く設定することにより、快適性と知的生産性を維持しつつ、省エネ運転を行うもの。
独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の省エネルギー革新技術開発事業/実証研究(電力需給緊急対策)の助成を受けて行ったもので、快適性と知的生産性の評価については、早稲田大学創造理工学部建築学科、田辺新一研究室に委託して行い、従来の室内温湿度26度50%RH一定と比較して、快適性と知的生産性を同等の状態を維持しながら7・5%のエネルギー消費量削減を実現した。
今後は、新築、既築のオフィスビルなどを対象に、「アクティブスウィング」による空調制御の導入に向けて展開し、省エネ・節電に貢献していく。