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中央住宅 「オランジェ新松戸」発売開始 モデルハウス公開中

2014.08.18 12:09

 ポラスグループである中央住宅(埼玉県越谷市)は今月9日、新松戸地域学校跡地有効活用事業に採択された「オランジェ新松」(全38戸)を販売開始したことを発表した。平成27年度にはJR常磐線が「東京」駅まで延伸して「上野東京ライン」が開業するため、将来的な資産価値の向上が期待される注目のエリアである新松戸エリアは、現状でもつくばエクスプレス「南流山」駅、JR常磐線と同武蔵野線「新松戸」駅の2駅3路線が利用可能。同エリアが都心へのアクセスも良好であることから、中央住宅はモデルハウスを公開して来場を呼び掛けている。
 「オランジェ新松戸」の分譲地は、平成17年3月に廃校となった「新松戸北小学校」の跡地である。近隣にあり平成21年に廃校になった「新松戸北中学校」の跡地と合わせて3万㎡超の敷地を有効活用するために、松戸市は学校敷地の一部を売却した資金を使って地域課題に対応する機能を敷地内に整備する計画を立てた。これが新松戸地域学校跡地有効活用事業である。
 同事業は公募型プロポーザル方式によりコンセプト提案を受け事業者を選定。ポラスグループを含む4社のジョイントベンチャーは、緑を取り入れた調和のある美しい街並みをつくり、住む人々のコミュニティをサポートするような「オレンジプロジェクト」をコンセプトとした街づくりを提案し、最優秀提案者に選定された。「オランジェ新松戸」では、ポラスグループがこれまでに取得した「子育て応援住宅認定」の実績と経験をいかし、快適かつ安全に暮らせる家づくりを実現したとしている。




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