週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
東京急行電鉄/東急不動産 楽天 来夏二子玉川ライズに移転
2014.08.25 11:25
東京急行電鉄(東京都渋谷区・以下東急電鉄)と東急不動産(東京都渋谷区)では、両社が進めている「二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業(二子玉川ライズ・第2期事業)」のオフィス棟「二子玉川ライズ・タワーオフィス」に、平成27年8月をめどに楽天(東京都品川区)の本社機能が移転することを発表した。
都心から近くにありながら多摩川に隣接して自然豊かな二子玉川エリアについて、東急電鉄は「日本一働きたい街 二子玉川」を目指し、クリエイティブ産業と連携した施策を展開してきた。
来年春に開業予定の二子玉川ライズ・第2期事業は「二子玉川ライズ・タワーオフィス」の上層階にホテルを、低層部にシネマコンプレックス、フィットネスクラブ、スタジオホール、商業施設などを計画しており、今後は入居が決まった楽天と連携し、新たなライフスタイルを目指すとしている。
東急電鉄と東急不動産は「今般の楽天の入居により、東急電鉄と東急不動産が掲げる『住むひと、働くひと、訪れるひと、そこに集まる様々な人々が行き交い、ふれあうことで、有機的に広がる新たな関係性と開かれたコミュニティの場の創出する』という二子玉川ライズ・第2期事業のコンセプトの実現に向けて、大きく前進するものと期待する」とコメントしている。