週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
フジタ 投資家向けマンション開発進出 ワンルームを主軸とした賃貸物件
2014.08.25 11:34
建設会社のフジタ(東京都渋谷区)は今月19日、東京都心部において投資家向けの賃貸マンション開発事業に着手したことを発表した。同社によると「今後も東京都心部における40年超の不動産開発事業の実績を踏まえ、ノウハウを集約し、開発事業に取り組んでまいります」と、継続的な開発事業になると言及した。
賃貸マンション開発事業の第一弾は「(仮)菊川プロジェクト」。東京都墨田区において土地を取得し、マンション建築工事を行う。開発場所は都営新宿線「菊川」駅より徒歩3分という交通の利便性が高いエリアだ。平成26年7月下旬に工事着工し、翌年となる平成27年5月に竣工予定。同社によると、第一弾の物件は立地の利便性を生かした地上7階建て、ワンルーム(20㎡以上25室)、1LDK(40m2以上13室)という構成で、総戸数38室。
また、同社では第二弾として渋谷区においても土地を取得しており、ワンルームマンションを主軸とした賃貸マンションを着工する予定だという。