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零SPACE 貼るクラックスケールを新発売 調査のスピードアップを実現
2014.08.25 11:14
零SPACE(大分県別府市)は18日より、「工損調査」をはじめとした様々な場面で活用できる、貼るクラックスケール「Hurry(ハリー)」の販売を開始した。
同社ではこれまで多くの工損調査を実施しているが、工損調査は建物内部も調査対象となることからプライバシーに関わる問題に触れることがあり、より早く迅速に少人数での調査が要求されてきた。調査の内容は、亀裂が大半を占めており、測定には測定器(クラックスケール)を使用する。調査した結果は、数カ月から数年後に測定した箇所が特定できるように、亀裂と測定器を合わせて撮影する。
そこで同社は、亀裂などの目標物に貼ることで調査のスピードアップや人員工数削減を実現する新商品を開発した。同製品は通常のクラックスケールとは異なり目標物に直接貼ることが可能。従来品は金属製や無色透明のものが一般的であったが、同製品は色付きのため測定箇所が分かりやすく表示される。