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YKK AP 換気効率を3倍に高める換気窓
2014.09.01 17:02
YKK AP(東京都千代田区)は今月1日、集合住宅・中低層オフィスビル向け基幹商品「EXIMA31(エクシマサンイチ)」の中で換気効率を重視した換気窓「ウインドキャッチ連窓・段窓」の受注を開始する。ウインドキャッチとは換気効率に優れた「たてすべり出し窓」を利用することで外の風を室内に誘導し、風の流れを作り出す考え方。その換気効果は引違い窓に比べると通風量が大幅に向上し、約3分の1の時間で室内の空気の入れ替えが可能となる。開口部の配置に制約のある集合住宅や医療福祉施設の居室にウインドキャッチ連窓・段窓を設置することで、一つの窓で風の入口と出口を確保し、少ない窓でも高い換気効率を実現した快適な室内環境を実現する。 同製品は手元のオペレーターハンドルを回転させることで、窓を簡単に開閉できる。窓の前にカウンターや家具等がある場合でも身を乗り出すことなく、安全に操作ができる。また、専用の固定網戸は室内側から簡単に着脱でき、清掃も容易に行える。さらに同社オリジナル網戸「クリアネット」を使用することで従来の網戸よりメンテナンス性・通風性・眺望性・防虫性が向上する。
集合住宅・サービス付き高齢者向け住宅・医療福祉施設など、換気に対するニーズが高い様々な物件・部位に対応。たてすべり出し窓の横幅寸法は185mmからの設定で、十分な通風量を確保しながらも安全に配慮。子供や高齢者が利用する場所でも安心して使用でき、新築物件に限らず改修にも対応するので、幅広い場面で提案できる製品だ。