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TOTO 利用者・管理者・清掃担当者に配慮した多機能搭載型トイレ

2014.09.01 17:03

 国内大手トイレメーカーのTOTO(北九州市小倉北区)は10月1日より、公共トイレでの管理や清掃の手間、利用者の快適性に配慮した「ウォシュレットPS」を発売する。
 同製品に導入されている「エコリモコン」はリモコンを設置する際の壁裏配線工事やリモコン内部の乾電池が不要。ボタンを押すたびに発電し、その電力でリモコンが作動します。また、公共トイレ操作性系のJIS規格に対応しており、大きくシンプルなボタンの配置、便器洗浄ボタンをウォシュレット操作用のリモコンと別にするなど、初めて使用する人にも分かりやすい仕様になっている。
 また、利用者の快適性に配慮した除菌成分を含む「きれい菌水」でノズルを除菌・洗浄する機能として「ノズルきれい」を採用した他、ノズル本体の防汚効果の高い樹脂を採用した「クリーンノズル」、用を足している時の音を聞こえにくいようにする「音姫」、トイレの使用前に便器ボウル面にミスト(水道水)を自動で吹きかけ汚れを付きにくくする「プレミスト」、汚れをはじき簡単に清掃できる防汚素材を用いた「クリーン便座」、管理者の手間を軽減する「連続設定」、「暖房便座オフモード」など、パブリックトイレならではの状況に対応した多彩な機能を搭載している。これにより、不特定多数が利用する公共施設への導入を進める。




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