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小田急電鉄　箱根の老舗ホテルをリニューアル

2017.09.01 16:54

　小田急電鉄（東京都新宿区）と小田急リゾーツ（相模原市南区）は、今月より神奈川県足柄下郡箱根町の「小田急　山のホテル」のリニューアル工事に着手する。
　「小田急　山のホテル」は箱根・芦ノ湖畔でも屈指のロケーションを誇る、本格的リゾートホテルとして昭和２３年に誕生。オープン以来、国内だけでなく世界各国からも多くの利用客を迎えてきた。施設はかつての岩崎小彌太男爵の別邸跡に建ち、いまなお当時の面影を色濃く残しクラシカルなムードを漂わせている。平成２２年４月には温泉付きプレミアルームなどの新設や、レストランのリニューアル、車いす用のリフト、多目的トイレの設置などを行っている。
　今回のリニューアル工事では、同ホテルのホスピタリティをより高めるために大浴場ならびに本館１階から３階の客室５９室の改修、庭園の整備を実施。既にリニューアルした４階を除き、本館１階～３階の客室は内装とバスルームを更新し、大浴場はオーセンティックなデザインにリニューアル。また、同ホテルの魅力の一つである庭園については、散策路のバリアフリー化を推進し、段差を抑え歩行者・車いす利用者でも安心して利用できる庭園に生まれ変わる。