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東芝ライテック 高効率LEDベースライトのラインアップ拡充
2014.09.15 14:17
東芝ライテック(神奈川県横須賀市)は172・9lm/Wの高効率を実現したモデルをはじめ、1949機種のLEDベースライトを「TENQOO(テンクウ)シリーズ」として発表。11月4日から順次発売を開始する予定だ。
同シリーズは器具本体とLEDバー(光源部)で構成されている。従来の直管形蛍光灯に対応した110、40、20タイプの器具本体(94機種)とLEDバー(91機種)、従来蛍光灯のスクエア器具に対応した器具本体(10機種)とLED(25機種)をラインアップ。これらの組み合わせにより1949機種のバリエーション展開が可能。オフィスや店舗、防湿・防雨器具、学校・教育市場向けのスクールソフト(教室専用器具)や黒板灯、医療機器や精密機械等を使用する施設向けの低ノイズ器具など、様々な空間に対応する。
LEDバーは「HG(ハイグレード)」と「一般」の2タイプをラインアップ。両タイプともに、端部まで光が回るデザインとなっている。
「HG」タイプは172・9lm/Wを実現している。同社蛍光灯器具(Hf32形×2灯用定格出力形器具)と比較すると、明るさは同等以上で約55%の省エネ効果が得ることができる。
一般タイプLEDバーも144・4lm/Wを実現。同社蛍光灯器具(Hf32形×2灯用定格出力形器具)と比較した場合、トータル費用は約2・5年で逆転する見込み。器具本体とLEDバーの取り付けは独自のバネを採用し、工具等なしで容易に取り付けや取り外しができる。器具取り付け時の送り配線作業も容易にできる構造設計となっている。さらに電源ユニットを器具本体側に配置し、LEDバー側には電源ユニットをもたない構造のため、LEDバー交換時の費用も抑えられる。