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パナソニックエコソリューションズ 防災機器をリニューアル

2014.09.22 13:01

 パナソニックエコソリューションズ(大阪府門真市)は、小規模な建物に設置される自動火災報知設備受信機「P型1級受信機」の主力製品「シンプルP―1シリーズ」をリニューアルし防火管理者や、施工、点検に従事する消防設備士の業務をサポートする新たな機能を備えた。今月21日より順次発売を開始する。
 自動火災報知設備はビルや各種建築物に設置され火災発生時の早期発見を支援する設備だ。防火管理者にとって自動火災報知設備の信頼性はもちろん、火災発生時の対処や日常のメンテナンスがスムーズに行えることが重要となってくる。
 今回発表された同製品の特長は運用面と施工面の容易さが挙げられる。運用面では突然の警報にも慌てずに行動できるよう発報階の音声メッセージ機能を搭載、火災の発生を発報階メッセージでわかりやすく知らせる。また、液晶表示ガイダンス機能を搭載し発報時の操作をわかりやすくガイドすることで万一の火災発生時の対応を迅速にサポートする。施工面では、防排煙回線を備えた「P型1級複合受信機」が従来品の「フレキシブルP―1受信機」と比べて、体積比約30%、重量比約50%となり、小型軽量化と施工の省力化を実現している。




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