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阪神電気鉄道/阪急電鉄 「梅田1丁目1番地計画(仮称)」開始
2014.10.13 10:05
阪神電気鉄道(大阪市福島区)と阪急電鉄(大阪市北区)が推進する「梅田1丁目1番地計画(仮称)」(大阪神ビルディング及び新阪急ビルの建替計画)において同計画の事業着手日を10月1日と決定し、Ⅰ期工事として新阪急ビル解体工事を開始したことを発表した。
「梅田1丁目1番地計画」の計画地は大阪の中心地である梅田地区にあり御堂筋の起点に位置している。同計画では両ビル間の道路上空を活用した建替えと周辺公共施設整備を一体的に行うことにしており、都市機能の高度化、防災機能の強化、公共的空間の創出、良好な景観形成等を通じ国際競争力の強化に資する快適で質の高い街づくりを進めていく。
建替計画ビル内には百貨店ゾーンとオフィスゾーンのほか梅田地区におけるビジネス活動の活性化に資するカンファレンスゾーンを整備し災害時には帰宅困難者の一時滞留スペースとしても活用する。
オフィスゾーン11階にはスカイロビーを整備しオフィスワーカーや来街者に開放するとともにギャラリー等の情報発信の場としても活用できるようにしていく。さらに賑わいと交流の場を創出するために屋上広場を整備するとともに都市環境の改善に資する屋上緑化等を行いオフィスワーカーや来街者向けにゆとりと潤いのある豊かな空間を形成する。
ビル周辺では、地下・地上・デッキレベルでの3層歩行者ネットワークを強化し街の回遊性を高めていく。全体竣工は平成34年春頃の予定。