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高砂丸誠エンジニアリングサービス 10月1日から新会社として業務を開始

2014.10.13 10:03

 丸誠(東京都渋谷区)と高砂エンジニアリングサービス(東京都新宿区)は1日、丸誠を存続会社として合併し、「高砂丸誠エンジニアリングサービス」として業務を開始。同日ホテルオークラ別館にて「発足披露式典」を開催した。
 同社は2023年度に創立100周年を迎える親会社の高砂熱学工業(東京都新宿区)が今年策定した10年後の長期ビジョンの実現に向けた成長戦略の柱の一つである「ビルライフサイクルをフルカバーするワンストップサービスシステムの構築」を担い、その第1ステップである中期経営計画(平成26年~平成28年度)の中で掲げた国内グループ経営の強化策である「1・ビルライフサイクルのバリューチェーンの構築」、「2・事業価値極大化に向けたシナジーの創出」を実現させることを狙いとして誕生した。
 「発足披露式典」で挨拶に立った同社代表取締役社長である渋谷正道氏は「高砂グループにおいてこれまで蓄積してきた保守メンテナンス事業の強みを生かし、団結して事業を展開していきたい」と抱負を述べた。また、高砂熱学工業の大内厚社長は「中期経営計画においてグループの成長を促進すべく積極的に海外事業、新規事業に取り組んでいきたい。新会社には高砂グループのバリューチェーンの起爆剤となるよう期待している」と語った。




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