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セブン&アイ・ホールディングス 武蔵小杉に子育て世代に対応した多機能型商業施設

2014.11.24 16:45

 セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区)が「武蔵小杉」駅至近で開発を進める商業施設「グランツリー武蔵小杉」の内覧会が20日に実施された。
 同施設は地上4階地下2階、売場面積は約3万7000㎡。テナント数は日本初出店や新業態含む全160店舗。
 商品やサービス、施設のハード面、運営面などすべてにおいて、顧客の暮らしを豊かに、幸せにする場所でありたいというコンセプトのもと「愛にあふれた施設」を目指す。最大の特徴は約4300㎡という日本最大級の屋上庭園「ぐらんぐりんガーデン」。約300本の樹木を植栽し、四季を感じることができる都会の中のオアシスとして機能する。また多目的スペース「スマイルスクエア」や授乳スペース、レンタル・パーティースペース等を用意。子育て世代に喜ばれる機能が充実し、来年には認可保育所も入居予定だ。内覧会にあたり、イトーヨーカ堂(東京都千代田区)の代表取締役社長・COOの戸井和久氏は「今後当社が進めるオムニチャンネル化のテストを行う予定で、ネットと売り場との融合を目指す」と抱負を述べた。




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