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YKK AP キーシステム搭載「電気錠付ルシアス門扉」を発売

2014.12.01 14:21

 YKK AP(東京都千代田区)では、非接触カード(シール)やスマートフォンなどを使って施解錠が可能な「ピタットKeyシステム」を搭載した「電気錠付ルシアス門扉」を1日に発売する。新たに門扉との連動性を強化することで、玄関まわりの利便性向上を図るとしている。
 YKK APでは、電気錠機能をドアハンドルにすべて内蔵した玄関ドア「スマートドア」を今年4月に発売した。また、今年度からは「スマートドア」とのコーディネート性を高めた「ルシアス門扉」を発売するなど、玄関ドアと門扉をセットで提案することなどに注力している。近年においては電気錠の普及にともない、「スマートドア」のキーシステムと電気錠付き門扉のカギを一体化してほしいとのニーズが高まっていた。
 「ピタットKeyシステム」は、玄関ドアのハンドルや門扉本体の読み取り部に非接触カードやシール、スマートフォン、電子マネーなどを近づけることで施解錠するAC100V式電気錠。また、モニターホンや携帯電話などと連動することで、カギの遠隔操作を可能にしている。
 同社によると、今後は他シリーズの電気錠付門扉にも順次「ピタットKeyシステム」の搭載をすすめ、来年4月には「電気錠付ルシアス門扉」以外の主力商品にも「スマートドア」とキーシステムを連携させる計画となっている。




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