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エクソル 耐塩害仕様の会場コンテナがベース パワコン用エンクロージャー

2014.12.01 14:20

 太陽光発電システム事業を全国展開するエクソル(京都市中京区)では、同社が日本での独占販売権を持つ独・KACO社の室内用パワーコンディショナー(499kW)専用のエンクロージャー「XSOL CUBE(エクソルキューブ)を先月21日より発売開始したと発表した。
 「XSOL CUBE」は海上コンテナをベースとしているため、円塩害地域での設置も可能な耐塩害仕様となっている。塩害のみならず粉塵や結露からも保護できるため、パワーコンディショナーなど内部機器への負荷が抑えられ、長寿命化を実現するとしている。室内用で非塩害対応のKACO社パワーコンディショナーは、塩害地域でも「XSOL CUBE」を使用することで5年間の保証が付く。
 「XSOL CUBE」の室内は、50mmの断熱材(ロックウール)を使用しており、内部の温度上昇を抑制することができる。さらに「XSOL CUBE」内にあるエアコン2基によって、コンテナ内の熱によるパワーコンディショナーの変換効率低下を抑え、実質発電量を維持する効率的な運転が長期にわたり可能になる。




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