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日本コンピュータ・ダイナミクス 街の景観に配慮した新型バイク駐輪機
2014.12.08 12:44
日本コンピュータ・ダイナミクス(東京都品川区)は新型バイク駐輪機「GBロック」を開発。デザイン性を向上させ、設計の自由度を向上させたことで景観に配慮したまちづくりを推進しているデベロッパーや鉄道事業者、商業施設の管理運営会社等がバイク駐輪場を導入しやすくなった。先月28日には神奈川県藤沢市に初導入した。
平成17年の景観法施行に伴い、電線地中化・各地の沿道緑化等、ますます景観が重視されるようになった。さらに平成18年の駐車場法、平成19年の道路法の改正により、駅やその周辺施設で駐輪場が整備され始め、今や駐輪場が景観の一部となりつつある。同社は全国に35万台の駐輪場を展開しており、より一層景観に配慮する必要性を感じ、バイク駐輪機をリニューアル。同時に首都圏においてバイクの駐輪場が不足している課題を解決すべく、1台でも多くのバイクが駐輪できるような設計変更を施した。
GBロックは各駐輪機をパイプで連結させることにより、曲線を含む変形した土地や建物に沿って設置することが可能。建築物の設計コンセプトを尊重した駐輪場が配置できる。背面のパイプはバイクの車止めを兼ねると共に、細めの径にすることで背後の風景を見えやすくしている。また駐輪機間のパイプの長さを調整することで車室幅を自由に変更。設置台数・設計の自由度が増し、変形地等における設置台数の増加にも対応する。