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東芝ライフスタイル 業務用ディスプレイ2製品を販売開始 法人需要の取り込み狙う

2014.12.15 11:21

 東芝ライフスタイル(東京都青梅市)は4日、川崎市幸区の「東芝未来科学館」にて業務用ディスプレイの新製品発表会を行った。
 同日に発売開始となった業務用Android端末「Shared Board(シェアード・ボード)」は、24型フルHD液晶のマルチタッチ対応ディスプレイを搭載。複数人による同時操作が可能となっており、縦置きや横置き、平置きが可能なレイアウトフリー設計を採用し、スタイリッシュなデザインを実現している。発表会に出席した同社ビジュアルソリューション事業本部の星野潔氏は、「タブレット端末の法人需要は平成26年に200万台を超え、1年後には1・5倍に伸びると予測されています。この他にも潜在的な需要が存在しているとみられ、『シェアード・ボード』は試験導入されている図書館や美容室など様々な場面において活用の幅を広げています」と話す。
 発表会では「シェアード・ボード」のほか、スマートフォンから専用のアプリを介して簡単な操作でコンテンツを作成できるデジタルサイネージ「スマホでサイネージ」の発売開始も発表された。同製品はインターネット接続環境やパソコンがなくても、スマートフォンやタブレット上の専用アプリを使って、表示コンテンツを簡単に制作できる。また、あらかじめUSBメモリーに保存した画像を表示する機能のみに対応した、お手軽なサイネージディスプレイもラインアップしている。




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