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日本ビルヂング経営センター　第16回新春特別セミナーを開催

2015.02.02 17:09

　日本ビルヂング経営センターは先月２３日、「第１６回新春特別ビル経営セミナー」を開催した。
　「都市再生とビル経営」と題した新春特別セミナーは、経済講演と政策動向、市場分析の３つの分野をテーマに、３講演が行われた。経済講演では、早稲田大学政治経済学術教授の原田泰氏が登壇。「アベノミクスの行方」をテーマに据えた。政策動向については内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局次長の伊藤明子氏が「都市再生をめぐる最近の動き」との演題で講演。市場分析では、みずほ証券経営調査部上級研究員の石澤卓志氏が「好調続くオフィスビル市場の最新動向とさらなる発展への課題」と題して講演を行った。
　経済講演を担当した原田氏はセミナーで「大胆な金融緩和で経済は好転しています。ただし、本来関連性のないアベノミクスと消費増税が関連づいていると誤認され、消費増税ショックによってアベノミクスの継続が困難になる可能性がありました。しかし、昨年暮れの総選挙において国民はアベノミクスに是と審判しています」と評価した。