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BELCA 後世に残すべき長寿命化改修事例 第24回BELCA賞発表

2015.03.09 11:40

 ロングライフビル推進協会(東京都港区 以下、BELCA)は、第24回BELCA賞表彰建築物として、ロングライフ部門3件、ベストリフォーム部門7件の合計10件を決定した。
 ロングライフ部門として「大多喜町役場(千葉県夷隅郡)」、「神戸商船三井ビル(兵庫県神戸市)」、「神言神学院(愛知県名古屋市)」が受賞。
 ベストリフォーム部門は「アーツ前橋(群馬県前橋市)」、「阿蘇くまもと空港 国際線ターミナル(熊本県上益城郡)」、「EKIMISE(東京都台東区)」、「JPタワー(東京都千代田区)」、「中山町立図書館 ほんわ館(山形県東村山郡)」となっている。
BELCA賞は、長期にわたって適切な維持保全を実施したり、優れた改修を実施した既存の建築物のうち、特に優秀なものを選び、その関係者を表彰することにより、わが国におけるビルのロングライフ化に寄与することを目的とする表彰制度である。
BELCA賞のロングライフ部門では、長期使用を考慮した設計のもとで建設されるとともに、長年にわたり適切に維持保存され、さらに今後総統の期間にわたって維持保存が計画されている模範的な建築物を表彰し、ベストリフォーム部門では社会的・物理的な状況の変化に対応して、今後の長期使用のビジョンを持って、蘇生させる、もしくは飛躍的な価値向上等をさせるリフォームがなされた模範的な建築物を表彰している。
賞の選考は、学識経験者と建物所有・設計・建設・設備・メンテナンス分野の専門家からなる「BELCA賞選考委員会」により行われた。
これまでの表彰件数は、第1回(平成3年)から前回までの計23回で、226件を数えている。
尚、表彰式は、平成27年5月13日「BELCA平成27年度通常総会」に合わせて、東京都中央区日本橋蠣殻町のロイヤルパークホテルで開催する予定。




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