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コクミン/三菱地所 心斎橋の新たなランドマーク・商業ビル「コクミン心斎橋ビル」が竣工

2015.04.06 12:47

 コクミン(大阪市住之江区)と三菱地所(東京都千代田区)は先月23日、大阪・心斎橋で開発を進めていた商業ビル「コクミン心斎橋ビル」を竣工したことを発表した。
 コクミンは同ビルの竣工を今月5日に創業80周年を迎える記念事業と位置付けており、古くからゆかりが深い心斎橋という場所に同社の不動産事業の第一弾として商業ビルを開発したとしている。店舗のオープンは今月24日を予定している。
 「コクミン心斎橋ビル」は、事業主であるコクミンが心斎橋に所有していた土地に、地上9階建て店舗面積約2000㎡という商業ビルを建設したもの。心斎橋と長堀通が結節する心斎橋エリアの中心に位置しており、大阪市営地下鉄御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅から徒歩1分という立地だ。
 三菱地所がプロジェクトマネジメント支援業務を、三菱地所設計が設計管理業務を担当した。建物竣工後の運営管理については三菱地所プロパティマネジメントが行う。
 1階から3階には国内外のスポーツ愛好家が愛用し、世界的に人気のスポーツブランド「UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)」が関西最大級の規模で出店するほか、4階と5階には美容室やフォトスタジオのサービス店舗、6階から8階には和・洋・中華の飲食店舗が出店する。
 4階から7階の南側壁面には西日本最大級の約188㎡という大型LEDビジョン広告(コクミンビジョン)を設置、さまざまな企業広告などの情報発信を行うことで、周囲の賑い創出に貢献するとしている。




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