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TOTO 「TOTOミュージアム」オープン

2015.04.13 17:31

 TOTO(北九州市小倉北区)は、本社・小倉第一工場(北九州市小倉北区)敷地内に新たな施設として計画中の「新複合施設棟(仮称)」の名称を「TOTOミュージアム」と決定し8月28日にオープンすることを発表した。
 同ミュージアムのロゴマークには「水滴」をイメージした柔らかな建築のフォルムを採用。水は雨となり大地を潤し、すべての生命をまもり育て、「人と地球のまいにちに潤いをもたらす環境づくりに貢献する」というメッセージを表現した。
 同ミュージアムには、現在のトイレの博物館である「TOTO歴史資料館」および北九州ショールーム、研修センター、ホールなどが集約される。ショールームの展示スペースは現在の約1・4倍、また「TOTOミュージアム(旧歴史資料館)」の展示スペースは、現在の約4倍になる見通しだ。同ミュージアムでは昭和39年に「ホテルニューオータニ」に納入された日本初となるユニットバスルームの展示も予定されている。
 「TOTOミュージアム」は平成29年にTOTO創立100周年を迎える記念事業の一環として設立を企画された。水まわりの「歴史」と「文化」の発展において、TOTOが果たしてきた役割を伝えるとともに、「創立から現在、そしてこれからのTOTO」を伝える場として活用される。同社は顧客および取引業者、地域住民との接点の場として、また創業の地「小倉」から世界へTOTOブランドを発信するランドマークとして魅力ある施設のオープンを目指す。




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