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NREG東芝不動産 戸越にテナントオーダーメイド型スポーツクラブが竣工

2015.04.27 14:01

 野村不動産グループのNREG東芝不動産(東京都港区)は、保有資産の再有効活用策として、東京都品川区戸越6丁目において推進していたテナントオーダーメイド型の建替施設が竣工し、建物の正式名称として「メガロス中延」に決定したことを発表した。
 また同社が北海道札幌市にて長年運営していたオフィスビル「東芝札幌ビル」の解体工事が完了し、その跡地における再有効活用として、宿泊特化型ホテルを主用途とした「(仮称)NREG札幌ビル」の建替計画を決定。建設に着手したことを併せて発表した。
 「メガロス中延」は、野村不動産グループのメガロス(東京都渋谷区)を運営テナントとして、「メガロス」ブランド27店舗目となるスポーツクラブ。主な特徴として、メガロス店舗の中では効率を最大限に追求したコンパクト型(マシンジム、スタジオ2面、温浴槽、冷浴槽、サウナ)を採用。中でもスタジオ2面のうち1面をホットスタジオとして、温浴槽には人工温泉を導入した。
 また「NREG札幌ビル」の建設予定地は、日本有数の観光資源に恵まれる北海道の中で、メーン拠点として賑わいある札幌市内に位置した利便性の高い立地条件を有する。また、今後も更なる観光需要増が見込める上、視認性の高い角地立地であるという特徴を踏まえ、主用途を宿泊特化型ホテルとした10階建て複合ビルの企画を採用している。
 事業パートナーとしては、「JRイン札幌」や「JRイン帯広」のホテル運営を手掛けている北海道JRインマネジメント(札幌市中央区)が企画段階より参画し、これまでのホテル運営実績の裏付けに基づく多くのアイディアを同計画に採用している。




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