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オリックス・ファシリティーズ　国立国会図書館関西館の保全業務を受注

2015.05.04 13:04

　大京グループの総合ビル管理事業を手掛けるオリックス・ファシリティーズ（東京都渋谷区）は、国立国会図書館関西館（京都府相楽郡精華町）の保全業務を受注し、平成２７年４月から業務を開始したことを発表した。
　国立国会図書館関西館は、平成１４年に関西文化学術研究都市内に開館した施設であり、主に外国の雑誌、アジア言語資料、博士論文が収蔵されている。約５万９３００㎡の延床面積のうち地下部分が８０％を占め、地下１階が大空間の閲覧室、地下２階から地下４階までが約６００万冊の収蔵能力を持つ書庫となっている。
　今回の業務は、２４時間３６５日体制で建築物等の保全業務を行うもので、書籍の保存のための温湿度管理や、マイクロネガ保存庫空調設備等の図書館ならではの設備の管理に高い技術力が求められている。
　同社は受注に至った国立国会図書館関西館等の公共施設はもとより、オフィスビル、商業施設等の総合ビル管理業での長年の実績をもとに、医療・福祉施設、ホテル、教育文化施設など、専門性の高い施設の管理にも力を入れている。