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大和証券オフィス投資法人 都内3物件の信託受益権を取得
2015.05.04 12:56
大和証券オフィス投資法人(東京都中央区)が運用委託する大和リアル・エステート・アセット・マネジメント(東京都中央区)は先月27日、「リバーゲート」・「グラスシティ渋谷」・「目黒プレイスタワー」の不動産信託受益権を取得したことを発表した。
3物件は、同投資法人が規約に定めている資産運用の基本方針および同投資法人の運用方針に適合したオフィスビルであり、希少性や収益性を評価し、取得及び賃借を決定した。
取得物件の一つである「リバーゲート」は、東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅から徒歩3分に位置するオフィスビル。「大手町」・「日本橋」へのアクセスに優れることから、同地区に所在する大手企業の関連会社のオフィスニーズが見込まれる。また、首都高速道路「箱崎」・「浜町」・「清洲橋」各出入口に近接し、箱崎JCTを利用することで広域的なエリアを管轄する営業拠点としてのオフィスニーズも期待できる。
さらに、「リバーゲート」は、基準階面積約614坪、貸室形状が整形無柱の長方形であることから、自由度・利用効率の高いレイアウトが可能。同投資法人は、立地条件と建物の機能性、双方の面から一定の競争力の有する物件として、ポートフォリオにおける収益性の寄与に期待ができるとしている。なお、取得価格は280億円である