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LIXIL オフィス向け熱湯用単水栓発売 意匠性・安全性を両立してデザイン賞
2015.05.11 11:32
LIXIL(東京都千代田区)は、内部断熱構造の採用により、国内初となるオールメッキ仕上げの意匠と安全性を両立させたオフィス向け熱湯用単水栓「SF―WCH120」を今月1日より。
近年、社内コミュニケーションの活発化を目指したオフィスプランのニーズが高まっている。海外では、キッチンをオフィス内に配置しコミュニケーションをとれるカフェスペースとして活用する「オフィスキッチン」を設けたプランが増加しており、日本でも閉鎖的な給湯室ではなく、よりオープンなコミュニケーションを取れる「オフィスキッチン」に注目が集まっている。同社では、こうした背景の中、オフィスのコミュニケーションスペースに求められる意匠性と安全性を両立した熱湯用単水栓の開発に着手した。
今回発売する「SF―WCH120」は、内部断熱構造を採用したことで国内初のオールメッキ仕上げを実現した高意匠の熱湯用単水栓だ。無駄を排しすっきりとしたデザインは、意匠性を求められるオフィスプランに最適。
また、吐水部は熱湯流路と意匠面となる外パイプの間に断熱層を設けた内部断熱構造で、伝熱で水栓本体が熱くなるのを防ぐことができる。さらに、操作ハンドルを水栓金具先端に配置したことで、吐水口より手前の高い位置でハンドル操作ができ、誤動作によって手や腕に熱湯がかかる心配がない。
当製品は意匠性と安全性を両立させたシンプルなデザインが高く評価され、今年3月に「レッドドット・デザイン賞 プロダクトデザイン2015」を受賞している。