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新生プロパティファイナンス 香港在住個人投資家向けローンサービスを提供開始
2015.05.11 11:18
新生銀行(東京都中央区)の連結子会社の新生プロパティファイナンス(東京都港区)は、香港在住の個人投資家が東京都内の不動産購入の際に利用できる「新生プロパティファイナンス海外投資家向けローン」について、東急リバブル(東京都渋谷区)ならびに東急住宅リース(東京都新宿区)とそれぞれ提携し、今月から取り扱いを開始した。
このローンは、新生プロパティファイナンスが海外投資家向け不動産投資担保ローンの第一歩として実施するもので、香港在住の投資家が投資用やセカンドハウスなどの住居用に購入する東京23区内に所在する新築・中古マンション(区分所有)を融資の対象とする不動産担保ローンである。東急リバブルと提携ローン契約を4月30日に締結したことにより、東急リバブルが仲介、販売する不動産について投資家から購入の意思表示がなされた場合、新生プロパティファイナンスは当該物件の担保評価、審査、融資を行う。また、東急住宅リースとは提携ローン覚書を3月20日に締結しており、東急住宅リースはこのローンを利用する投資家が賃貸用または居住用に購入する物件の賃料収納業務や管理費・修繕積立金などの必要経費精算などの不動産管理サービスを提供する。新生プロパティファイナンスでは香港の投資家向けに英語対応可能な専門デスクを設置し、日本語・英語のバイリンガルスタッフによるサポート体制を用意している。
利用申し込みの対象となるのは香港特別行政区政府発行の旅券を持ち、香港に居住していること。かつ前年度の税込年収が800万円(相当)以上の正社員であることなどっとなっている。融資金額は1000万円以上3億円以内。借入期間(回数)は1年以上20年以内(12回~240回)となっている。