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国土交通省 国際不動産見本市 初めて東京で開催

2015.06.01 14:42

 国土交通省が後援する国際不動産見本市「MIPIM JAPAN(ミピム・ジャパン)」が、先月20日・21日の2日間にわたり初めて東京で開催された。港区芝公園の「ザ・プリンス パークタワー東京」を会場に開催された「MIPIM JAPAN」は、世界30の国と地域から588団体、2500人以上が参加。ブース展示のコーナーでは、各自治体や参加各社が主要な都市開発プロジェクト等を展示してその魅力を発信。海外からのデベロッパー等のブース訪問者との情報交換などが行われた。なお、国土交通省では日本の都市の魅力や、主要都市開発プロジェクトの情報を海外に訴求する手法を調査するため、会場内に大型の東京都市模型とタッチパネル式のデジタルツールを併設展示した。
 この他、世界各国から集まった不動産分野に精通する有力経済人のみならず、国内外の中央・地方政府幹部が参加してプレゼンテーションやパネルディスカッションを実施。主な登壇者としては東京都の舛添要一都知事や三井不動産(東京都中央区)の岩沙弘道会長、森ビル(東京都港区)の辻慎吾社長など。海外からも元ロンドン市長のケン・リヴィングストン氏やスリランカ国内交通大臣のランジット・マドゥマ・バンダーラ氏らが登壇。各都市の強みや開発戦略、その投資の魅力について活発な議論が交わされた。
 また、初日の夜に催されたオープニング・カクテルパーティでは、会場内のボールルームに参加者が一堂に会して、太田昭宏国土交通大臣、出展各団体の代表、海外からの来賓等による鏡割りや、生演奏によるコンサート等が行われ、活発な交流が展開された。




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