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パナソニックエコソリューションズ社 器具の交換だけで明るさを自由に変更できるLED照明を発売

2015.06.08 13:48

 パナソニックエコソリューションズ社(大阪府門真市)は、照明器具の交換だけで明るさを自由に変更でき、大幅な省エネを実現できる「PiPit(ピピッと)調光シリーズ」を7月より発売する。
 これまでオフィスなどの照明器具を調光させるには、ライトコントロールのボックス取付工事、電源工事、信号線工事が必要だった。今回発売する「PiPit調光シリーズ」は、専用コントローラからの無線通信でLED照明器具を調光するため、従来の配線をそのまま利用でき、照明器具を交換するだけで、短工期・省施工で手軽に明るさを変えられる空間へのリニューアルが可能。
 また、簡単な操作で調光したい照明器具やゾーン、時間帯を設定可能で、消費電力は、従来の蛍光灯と比べた場合、同等以上の明るさなど一定の条件下で、約67%の削減を実現した。こうした節電効果に加え、値頃感のある価格設定によりコストを抑えられ、約3・4年で回収することができる。
同社は、「PiPit調光シリーズ」の展開を通じて、導入、設定、操作が簡単で、自由に調光できるLED照明器具を提案していく。
 同製品の特長として、信号線の配線工事が不要で、調光システム導入のリニューアル時に活用ができる。場所、用途、時間による調光を簡単に設定することが可能。また、従来の蛍光灯に比べて約67%の大幅な省エネを実現している。




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