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NTT都市開発 コンバージョンでシェアオフィス・サービスアパートメントに

2015.07.06 10:16

 NTT都市開発(東京都千代田区)は8月、時代の変化に応じた新たなサービスを提供する外国人観光客・ビジネスマン向けのシェアオフィスとサービスアパートメントの複合施設「HIVE TOKYO」を東京都千代田区九段南にオープンする。
 「HIVE TOKYO」はJR中央線「市ヶ谷」駅から徒歩10分、地下鉄有楽町線・南北線・新宿線「市ヶ谷」駅から徒歩6分、地下鉄東西線・半蔵門線・新宿線「九段下」駅から徒歩7分の場所に位置。築22年のRC造10階建てのビルをコンバージョン(既存の建物の用途を変更して再利用すること)し、シェアオフィス・サービスアパートメントとした。
 NTT都市開発はグローバル企業や新進気鋭のベンチャー企業等の多様化するニーズにも応え、新たな働き方・暮らし方を可能にする空間やサービスを提供していく。
 「HIVE」には「ミツバチの巣」という意味と「多くの人で賑わっている場所」という意味がある。「HIVE TOKYO」とは、この施設で多くの人が育ち、働きバチとして東京から世界中を行き来し最後には巣立って行くことを願って付けられた名前である。
 シェアオフィス以外にも家具付きオフィス、家具付きアパートメントがあり、カバン1つで中長期滞在が可能。9階・10階は元々ペントハウスであったためテラスが備えられており、開放的な風景が広がっている。外国人ビジネスマンにも働きやすい環境とサービスが整備されている。




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